エネルゲイア的な生き方とキーネーシス的な生き方について(アドラー心理学「嫌われる勇気」の感想)

 

1週間ほど前に、シェアハウスを一緒にしている先輩のすすめで「嫌われる勇気」を読んだ。

 

本屋で立ち読みしたことがあって、「いい話だなあ」とは思ったものの、特に購入することはなくそれっきりになっていた。それからちょうど半年くらいだろうか。

 

本屋で立ち読みしていたら、「これはしっかり読みたい」という思いにかられ、購入してそれから3時間ほど集中して一気に読んでしまった。

 

読み終わった後に、この半年から1年くらいもやもやしていたものがすごく言語化されて、本屋で「起業の科学」を購入して、「起業家」として1年間活動していた友人に連絡してしまうくらい、心の深い部分で刺さった本だった。

 

エネルゲイア的な生き方とキーネーシス的な生き方とは

 

嫌われる勇気」の最後の方に、「エネルゲイア的な人生」と「キーネーシス的な人生」について書いてあって、それがとても響いた。

 

本の中に書いてある言葉を引用すると、

 

「目的地にたどり着くまでの道のりは、目的に到達していないという意味において不完全である。それがキーネーシス的な人生です。」

(中略)

「一方、エネルゲイアとは、「いまなしつつある」ことが、そのまま「なしてしまった」ことであるような動きです。」

(中略)

「別の言葉でいうなら「過程そのものを、結果としてみなすような動き」と考えてもいいでしょう。ダンスを踊ることもそうですし、旅などもそうです。」

(中略)

「登山の目的が「登頂すること」にあるのなら、それはキーネーシス的な行為でしょう。極端な話をするなら、ヘリコプターで山頂に向かい、5分ほど滞在し、再びヘリコプターで帰ってもかまわない。もちろん山頂にたどり着けなかった場合、その登山は失敗だったということになります。しかし、目的が登頂ではなく登山そのものであれば、エネルゲイア的ということができます。結果として山頂にたどり着くかどうかは関係ないのです。」

(中略)

「人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで、自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。」

(中略)

「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくことです。」

(中略)

「たとえば、大学に進みたいと思いながら、勉強しようとしない。これは、「いま、ここ」を真剣に生きていない態度でしょう。もちろん、受験はずっと先のことかもしれません。なにをどの程度勉強すればいいのか分からないし、面倒に感じるかもしれません。しかし、毎日少しでもいいから、数式を解く。単語を覚える。つまりはダンスを踊る。そうすると、そこには必ず「今日できたこと」があるはずです。今日という1日は、そのためにあったのです。決して遠い将来の、受験のために今日があるのではありません。」

(中略)

「ほんとうはこれがしたいけど、やるべきときがきたらやろう」と考える。これは人生を先延ばしにする生き方です。人生を先延ばしにしているかぎり、われわれはどこにもいけませんし、味気ないモノクロームの日々が続くだけでしょう。「いま、ここ」も、すでに本番なのです。

(中略)

「人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。過去を見て、未来を見て、人生全体にうすらぼんやりした光を当てて、なにか見えたつもりになることです。…(略)」

(引用:「嫌われる勇気」)

 

このエネルゲイア的な生き方と、キーネーシス的な生き方の話を読んだ時に真っ先に思い出したのが、キューバ革命をカストロの盟友として行った、チェ・ゲバラのあの言葉。

 

「未来のために今を耐えるのではなく、未来のために今を楽しく生きるのだ。」

 

この言葉にすべてが詰まっている気がします。もちろん、「嫌われる勇気」の中では、「真剣かつ丁寧にやっていくこと」と書いてはありますが。

 

「嫌われる勇気」では、「今<未来」という考え方を否定している気がします。「将来は良くなるから今はまだ..」「将来はこうするつもりだけど、今は仕方ない..」という、「未来のために、現状の自分にとって納得できない選択肢を選ぶ」ことを否定していると思います。

 

つまり、「自分の理想のために、自分が今最善だと思う選択肢を選んで、真剣に今を生きろ」という風に僕は解釈しています。(本の中では「目標なんかなくていいい」という趣旨のことが書いてありますが、僕はそこはあまりしっくりきません。「目標」=「希望」がないとどういう状態になるのか、あまりいい状態が想像できないからです。少なからず人間は「未来」を嫌でも想像してしまう生き物だと思うので、100%現在のためだけに生きるというのは、実質的にありえないと思います。)

 

キーネーシス的ではなくて、エネルゲイア的に生きるために。

 

「今自分がやっていることは、自分にとって最善の選択か?」

 

「自分はだれに貢献しているだろうか?」

 

「今、自分は未来のために耐え忍んでいないだろうか?」

 

これらの質問を日々、自分に投げかけていきたいと思う。

 

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2020年5月24日


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