あの人はきっと重いバーベルを持ち上げるに違いない…っていうのは。

 

日々、色んなところにいくと、太っている人、痩せている人、筋骨隆々の人、色んな人が街を歩いている。

 

筋肉がある人を見るにつけ、僕は思う。

 

「あ、きっとあの人はすごい重いバーベルでも軽々あげられるんだろうな~すごいな~いいな~~」

 

ふとした感情である。

 

でも、これは間違いだ。

 

筋骨隆々だから、重いバーベルを挙げられるんじゃなくて、重いバーベルを挙げられるから、筋骨隆々なんだ。

 

この「因果関係の逆転」を日頃生きていると、さり気なく起こしてしまう。

 

文章がうまいから小説家なのではなくて、小説家として文章を書くから、文章がうまいのだ。

 

人をマネジメントするのがうまかったり、創造力があるから起業家なんじゃなくて、起業家としてマネジメントしたり、アイデアを考えるから、人をマネジメントするのがうまく、創造力があるんだ。

 

最初は筋肉がなくて、ヒョロヒョロのやつが、軽い重量から筋トレをはじめて、徐々により重い重量を持ち上げられるようになる。重い重量を持ち上げられるから、それに見合った、筋肉が身につくんだ。

 

生まれた瞬間、文章がうまいわけではなくて、下手でも文章を書いて人に見られている内に、文章がうまくなるんだ。小説家として本気で文章を書き続けるからこそ、文章がうまくなるんだ。

 

生まれた瞬間から、人を組織するのがうまかったり、創造力が素晴らしいわけではない。

 

そう見えるとしたら、その段階にはすでに彼が何かしらの代償を払っているからだ。

起業家として本気で組織をマネジメントするから、マネジメント力は身につくし、起業家として本気で商品を考えるから創造力が素晴らしくなるんだ。

 

最初は、どんな人でもヒョロヒョロなんだ。どんな人でも。生まれた時から体格がいい人なんていなくて。その人に出会ったときには過去の成長があるから、いきなりそうなったように見えるけど。最初はみんな、ひょろひょろだったんだ。

 

ヒョロヒョロの状態でも、自分が筋骨隆々になっている状態を想像して、地道に続けられるか。

 

ヒョロヒョロの状態だと、つい、すごい人を見ると「彼は元々筋肉が合ったに違いない」と思ってしまう。

 

でもそれはありえない。みんな、ヒョロヒョロだったんだよ。生まれたときからマッチョのやつなんて、今のところ見たことないだろ?

 

さ、今日も筋トレしよー